プロフィール 掲載。

紫蘭まき プロフィール
東京芸術大学邦楽科卒業。
同大学院卒業。
長唄東音会同人・長唄協会会員
三歳より長唄を父、東音福田克也に師事し、三味線を祖母杵屋和佐恵に手ほどきを受ける。
芸大在学中に常英賞受賞。
また、新派公演で舞台効果での唄を評価され、
国立劇場より特別賞を受賞。
その他舞台音楽などの参加をはじめ、落語家とのセッション、韓国の伝統音楽とのセッションをソウル・北九州・大阪・名古屋・東京新国立劇場などをまわり、ラジオ、テレビ出演も含め、多岐にわたり活動中。
長唄「紫蘭乃会」を設立、後身の育成にも力を注ぐ。
2008年4月には国立劇場主催「明日を担う新進の邦楽鑑賞会」の長唄部門に若手のホープとしてタテ唄として抜擢され、大舞台を務めた。
2010年3月に歌舞伎界の中村福助らと共にフランス、イギリスツアーに参加。タテ唄として世界をまわり、伝統音楽を世界に発信していく事にも力を注いでいる。
2011.11.27には震災復興として福島にて伝統音楽での公演を行う。
2012年2月には新橋演舞場の歌舞伎本興行にて坂東三津五郎らの芝居で
効果音楽の唄を担当。
今年のNHK大河ドラマ「平 清盛」に出演し、白拍子役にて唄、舞を披露した。
また、8月にはNHK「にっぽんの芸能」に出演。
これからの長唄をアピールした。
また、紫蘭自身で企画・構成し、「歌蘭譜」(うたらんぷ)と名付け、ライブを行っている。 古賀政男記念館やTOKYO
FMホールにて長唄・POPS両方を取り入れて和洋折衷の「歌蘭譜」コンサートを行った。
特に近年2011.7.2の歌蘭譜では酒井政利音楽プロデューサーを監修に迎え、日本のうたを伝えるべく、本物を追求したいと精力的に活動している。
レトロモダンをテーマに、懐かしいけどどこか新しい、言葉を伝えられる、そんな、日本人に流れるモノを大事にした音楽を伝えたい。
そして全身全霊で<うた>というものを追求していくべく、活動している。